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二次創作およびオリジナル小説(幕末~太平洋戦争と、ロマンス)や、歴史に関することなどのブログ
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少年が、まだ小学生だった頃のことだ。幼なじみのゴロー、ケンタ、サブといつも彼は一緒だった。

その年の4月、珍しく、新しい先生が彼らの村にやってきた。若い男の先生だった。彼らはすぐにその青年と仲良くなった。

坊ちゃん先生、子供達は親しみを込めて新しい先生をそう呼んだ。

 

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その日の午後、4人はいつものように補給基地に集まった。

「一平お祖父さんもか。ウチの父さんも母さんも可哀想にって言ったきり何にも言わないんだ。」

「ウチのじいちゃん、二度と聞くなって怒鳴り散らすんだぜ。」ゴローは憮然としていった。

「母さん、インパール作戦っていってたよ。」

私が小学生だった頃、漫画ではよく太平洋戦争の話が載っていました。というよりストーリーの余り無かったあのころの漫画で一番印象に残っているのが、楳図一雄の恐怖漫画と戦争物だったのかも知れません。

A市、F県の中心部にある古い城下町である。市の東側には広大なI湖がある。三方を山に囲まれた盆地に位置するため、夏は暑く冬は寒い。市の中心部に歴史あるA城がある。A城の近くに、坊ちゃん先生こと、長井聡一郎の赴任したA高校があった。もとは藩校にさかのぼる伝統ある男子校である。聡一郎もまた、A高で学生生活を送ったのであった。

懐かしい母校で、彼は教鞭を執った。学生時代、鍛錬に励んだ剣道部の門を、今度は顧問として、潜ることとなり、彼の感慨は一塩であった。後に彼は、厳しい稽古で「鬼の長井」の異名を取ることになるのだが、当時は、その片鱗を見せ始めた頃であった

「これで最後かぁ。」古森が少年の手紙を読み始めた。
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